弊社は一般的な装飾・施工会社とは一線を画す、「アタッシュ・ド・プレス」の展示業界版 という、業界でも独自のスタイルをもつ総合的なプロデュース企業です。

 

「アタッシュ・ド・プレス」（アタッシェ・ドゥ・プレス）とは、直訳しますと「広報担当官」です。アパレル業界等で、例えば、あるブランドがなんらかのアクションやプロジェクトを起こす際、そのときの目的に最も適った、最も効果的な企画の立案を依頼する相手であり、クライアント側の一員として一緒になって考え、実施まで広範囲に渡り業務を推進する人や、そうしたポジションのことをいいます。 日本ではまだ一般的ではありませんが、欧米ではしっかりと認知された、確立した職種です。

 

私たちは常に、展示をはじめとする様々なプロモーションのシーンで、そうした姿勢・ポジションでお客様のそばでお役に立てる会社であることを念頭において業務を推進しています。

 

よって、空間ディスプレイのみならず、目的に適っており効果的であれば、場合によっては積極的にその場に適した手法 ―新しい映像ツール・デバイスを活用したり、映像制作やステージ演出・ブース運営形態までご提案し、総体的なプロデュースで多くの大手企業を含むクライアント様にご愛顧をいただいております。（顧問契約実績あり）

 

オリエンテーションで提示された構成要素を、ただそのまま動線を考慮してそれなりにレイアウトし、少しカッコイイCGパースを描いてお終い…弊社では展示に対してそのような安直なアプローチは決して致しません。常に「まず表現手法から」「最良と思われるコト」をご提案してお客様と回答を導き出していく、そうしたアプローチを実践しております。

 

例えばお花を買いにいったとき、予算だけを聞いてパパッと作られた「キレイな花束」を買って帰るのと、その目的や用途、相手の年令や性格・好み、いつ・どんな場所に飾るのか…といった情報をしっかりお聞きし、それにもっとも適っていて、必ず喜ばれるであろう「素敵な花束」を作ること、そして場合によっては装飾鉢や長期鑑賞のためのツールなども適度に提案し、相手が喜ぶのであれば添えてあげることが「本当のサービス」だという信念をもってお客様に対峙しています。

 

そのときそのときの展示内容と目的、その展示会の性質、来場者の動向、ご出展位置の特性、また、実施に際しての色々な制約や条件、それらに対する多様な要素を総合的に検証・勘案し、いわば「最良の処方箋」としての企画をご提案し、それを実現させ、ご出展成果に帰結させることこそが、私たちアタッシュのもっとも得意とするところです。

 

その徹底は、企画コンペで勝率7割以上をキープし続けていること、ご一緒させていただいたお客様ほぼ全てがご指名でリピートしてくださること、代理店を介さない直接お取引の比率が非常に高いことの源泉になっており、弊社の強いアイデンティティーです。

 

また、弊社はお客様との日々のやりとり、レスポンスが迅速・丁寧であることをモットーにしており、豊富な経験と実績により、現場前・現場中の突発的なトラブルによる対主催者・会場・諸官庁への対応にも迅速且つ適切にご対応いたします。

 

今後もその姿勢を貫き、最良のご提案・成果物を、合理的な進行と納期で、お客様に寄り添ったご対応のもとでお届けして参ります。